- 施工者幹建設
築46年。といっても増築、改装を何度と無く行ってきた住宅の部分改装です。
二つに区切られていた部屋を一つにし、玄関を広く、外部サッシも新規としています。
一人暮らしの婦人の家。テーマは「広く」「暖かく」「柔らかく」「耐震」「防犯」「バリアフリー」。
施工:幹建設
設計施工中の記録です。
- Part1
- Part2
001 最初の提案
提案のイメージスケッチです

002 現地調査
打ち合わせ後詳細な現地調査を行いました。
写真は現在お住まいのところに飾ってあるいくつかのもの


003 打ち合わせ
内部の物の置き方などについての打ち合わせ。
既存の物を活かしての収納の方針で決定。その他いくつか検討事項が判明。
コスト調整が悩ましいです。

004 図面渡し
工務店への図面渡し。早いなー、もう見積もり図面だ。部分的な改装で直す部分も決まっていると作業も早くなります。
前回の打ち合わせ後急ピッチで図面を作成し、見積もりのための図面を渡しました。
いくつかコスト的に「納まるのか!』と言ったところもあるのですが、こちらで作成した概算金額もつけて。
昨晩はがんばって資料を作っていたので今日はもう寝ます。

005 荷物整理
荷物整理です。現在お住まいになっているところの改装なので改装部分にある荷物を整理してもらっています。
今日は大物の運搬でプから山下と飯嶋で手伝いに行きました。
そんな中撤去予定の壁にあったガラス戸を再発見(見ていたけど気づかなかった)。
引違いの2枚戸ですが、片引きの扉二つに分けて使用することにしました。
そうそう、その前はずっと昔に使っていたと言う椅子をもらってきました。磨いて事務所で使います。


006 工事開始
工事が始まりました。工事金額も当初予算内にほぼ納まり、施工は幹建設。
今日は壁/天井の解体。増築/改築を繰り返して来た物が表れてきます。
床、天井、一部壁も二重。最初の新築のときの桁、お神楽をした2階梁が見えるようになりました。
構造体を表していく作業はなにか見てて楽しかったです。
大工さんはちくちく邸に続き塙さん。


007 工事2日目
2日目です。問題が2点出てきました。
一つは玄関角の柱。一つはキッチンの床下地。
工事項目に入れていなかったのですが、玄関の柱はシロアリにやられ中はぐさぐさ。
キッチン床下は「貫」が大引となっており、冷蔵庫が乗っている床が完全に下がっています。
貫が大引かーとびっくりしたのだけど、昔押し入れ内部はそのようなことがあったとのこと。
このまま閉じる訳にはいかないよなーという項目。追加の金額も発生してしまうなー。


008 工事5日目
サッシが入ってきました。
現在付いている物より、大きくなります。
サッシ入れ替えに伴いその回りの外壁も新規となりますが、外張りの断熱をし波板を張ります。
そのためサッシは外側に少しふけてきます。
あれ、「ふける」ってどういう漢字だ?


009 工事6日目
ここのところ暖かいですねー。
現場にはチャリで10分ほどなんですが、往きは国分寺崖線の急な坂があります。
近い現場なので遠出用のチャリでなく、近場用の小さい物なのですが、なかなか息が切れます。
現場に着いたらちょうどお茶の時間。hさんと塙さんが談笑していました。
そういえば、床下地は既に張られています。


010 建具探し
窓回りに古建具の障子を探してるんです。
知り合いからの情報があり、明大前まで行ってきました。
探している物はちょっと注文が多く、幅が広く、雪見であることが条件。
雪見があったのですが、ちょっと幅が・・・と、ふつうの並品。
幅が小さいところもあるのでそっちで使えるかもしれないので。ちょっと保留。
写真はついでに見せもらった下の板に鯉が描かれている物と、目的の雪見。


011 工事10日目
現場に行ってみたら天井の下地ができていました。
間仕切りの下地でもできており、これで部屋の大きさが把握できます。
それに伴い、照明計画の見直し。ちょっと増額ですね。
昔の御神楽をした梁などの補強、構造壁もできています。
外壁の見切り部分も大工さんが切っていました。ここから下がガルバ波板のパールブラックです。
そろそろ壁、天井に貼る和紙の選定をしなくては。


011 工事12日目
今日は和紙決めなど。
現場は床板の杉が張られていました。この後は造作材の加工/取り付け、壁下地貼りと続きます。
外部回りのサッシが大きくなり、外部に面する間仕切り部分も引き戸となるので室内も明るくなりました。
和紙は3種類をピックアップし、壁においてどれがよいか検討。
結局はhさんが「どれにしようかな〜天神様の言う通り」で決定。僕の子供の頃は「〜天の神様の言う通り」だったなー。
で、帰ってから気づいたんですが、「天の神様の」方が一文字多い・・


012 建具探し-2
障子を探して白金まで。
古い建具を多く扱っているカルロスさんというところがあるというので行ってきました。
先日明大前で見た物より古い物ですが、細工とか材料とかは良。8枚揃っていたし。
このくらい古ければこのままの雰囲気でいけそう。寸法関係も納め方を変えればなんとか。問題は値段か。
帰り際、バス通りを自転車引いて歩いていたら「三合庵」の看板。あれー、糸井さんが絶賛していたそばやかな?と帰ってwebで検索したらドンピシャ。
もし、購入することになったら引き取りに来る時に食べよう。


013 書
依頼主が書道の先生だということは上に↑に書いてあるのですが。
せっかくだから壁に書を書いてもらうこととなりました。
仕上げで隠れる合板のところでちょっと練習。
その後の壁仕上げも検討しました。柿渋は水のため墨を引っ張ってしまって×。結局ラッカーを薄めて拭き取ることとなりました。
書は白楽天の漢詩。冬は陽が入って暖かく。夏は風が通って涼しい。と(多分)あります。
もひとつの写真、鴨居はずっと延びて障子は引き込みになります。


014 障子を取りに
今日は先日の障子を取りに行ってきました。
ちくちく邸でも一部使うことになり、また半端に余ってしまうので10枚購入。
雪見なのでガラスも入っているし、ちょっと車のキャリア上では怖いので施工の幹建設にトラックを出してもらいました。
現場に着いたら、ちくちく邸と同じくなべさんが応援に入っていました。鴨居の交差部分は一体何がどうなるのかよくわかりません。いやわかってます。
白楽天の漢詩の下書きはhさんが書いてありました。格好よかったです。
もひとつの写真は障子を取りに行ったそばにあった古い民家を改装したピッツェッリア。
下に書いた三合庵。食べることができました。わざわざ国立から食べに行くことも無いだろうけど、そば湯に感動しました。濃くて美味しかった。




015 塗装
大工さんが最後の日、まだ木工事もやりながら、なのですが塗装屋さんが入って和紙を貼る前の絡みのある部分の塗装。
僕が自分でやろうと思っていた合板部分ですが、職人さんと色々と話した結果、職人さんの持っているネタで御願いすることに。
格好いいです。
庭では藤の花が咲いていました。もうすぐ工事も終ります。


016 工事最後の日
という訳で連休前の?あれ4/30(って連休に入っているのかな?)に器具付けとクリーニング。
和紙張りも少し残っているとのことでクロス屋さんも入っていました。
外部の塗装と、内部の独立柱の塗装で塗装屋さんも居ました。
あとは障子の紙張りですね。


017 障子張り
今日は障子張り。
7枚もあるし、雪見もあるし。ということで助っ人。
プ以外にたとぱに吉川、ニソル。寺脇。門前さんが朝から来てくれました。
紙はネットで頼んだ美濃紙サイズ(高さ281ミリ)ちょっと手間が余計にかかります。
午位までかかり終了。近くで見ると「あら」もあるのですが、なんとか張れました。
ありがとうございました。












